戦没者の慰霊祭祀は、当初神戸市兵庫区会下山に招魂斎庭、祭壇を設け、
毎年官民合同で斎行されていた。
やがて、英霊の勲功を顕彰するためには社殿を建立し、永久に御奉斎すべしとする
県民各層の熱意で、関西学院跡地約3,000坪に素木流造の神殿・諸社殿が建立された。
昭和16年6月には内務省指定の「護國神社」に列せられたが、昭和20年6月5日 神戸大空襲
のため、荘厳な社殿及び境内の建物は壊滅的な被害を受けた。
戦後社号を「兵庫御霊神社」と改称せざるを得ないなど危機的状況にあったが、
昭和25年兵庫縣神戸護國神社奉賛会が設立され、社殿の復興事業を進めた。
昭和27年には社号も「兵庫縣神戸護國神社」と復称、昭和32年1月に社務所が落成、
昭和34年11月に新社殿も復興し、その後も境内整備・本殿改修が進められた。
平成7年の阪神淡路大震災では社務所半壊などの大被害があったが、遺族崇敬者の
熱誠により、平成8年11月には阪神淡路大震災被害修復竣工奉告祭が執行された。
境内には、華と散られた英霊をお慰めするために植樹された桜が凛として
美しさを匂わせている。
毎月18日 頌徳祭(月例祭)
2月11日 建国記念日祭・初午祭
8月15日 終戦記念日祭
どなたでもご参加いただけます。社務所にお問い合わせください。
毎月第2日曜日
3月下旬~4月下旬 桜祭り
7月下旬 みたま祭